任天堂の2021年3月期決算説明会で気になった点

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任天堂の2021年3月期決算説明会で気になった点を紹介!

公式サイトhttps://www.nintendo.co.jp/ir/events/index.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_content=20210507&utm_campaign=ir

目次

研究開発費が増加傾向

任天堂の2021年3月期決算説明会で気になった点

引用元 https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2021/210507.pdf

当期において、1000億円近くの研究開発費を見込んでいるとのこと。

近年、外部委託の任天堂ソフトが増えているのだが、その傾向が続きそうだ。

※主な外部委託タイトル ポケモンスナップ、大乱闘スマッシュブラザーズSP、ゼルダ無双など

また、「次のハード開発も発売の何年も前から取り組む必要がありますので、徐々に研究開発費は増えてきています。」と発言しており、Nintendo Switchの次のハード開発も進行中のようだ。

社外取締役に現イルミネーションエンターテイメントCEOが就任

任天堂の2021年3月期決算説明会で気になった点

引用元 https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2021/210506.pdf

イルミネーション・エンターテイメントはアニメーション会社であり、ミニオンズやペットなど人気アニメ作品を手がけている企業。

任天堂はゲーム会社なので、アニメーション会社とは繋がりが無いように見えるが、
現在、スーパーマリオのアニメーション映画をイルミネーションが製作中だ。

上記の内容だけを見ると、任天堂はアニメーションに力を入れるように見えるがそれは違う。

というのも、イルミネーションは2016年にドリームワークスを買収している。
このときのドリームワークスはリーマンショックの影響もあり、経営状況は劣悪だった。

その状況で買収をイルミネーション側が行ったのだが、その後クリス・メレダンドリが監督を辞退し、スタジオのコンサルタントになった。

以上を踏まえると経営に関する実績が豊富かつ、別業種の人間であるためクリス・メレダンドリは社外取締役に任命されたのである。

また、社外取締役は経営状況のチェックや監督の役割を主に担う役割のため、任天堂は経営状況を見極めつつゲーム会社を買収することを視野に入れているのかもしれない。

カービィファイターズ2が引き続きラインナップ

任天堂の2021年3月期決算説明会で気になった点

引用元 https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2021/210506_4.pdf

ほぼ恒例の並びになっている。

カービィファイターズ2はアップデートも来てないダウンロードソフトだが、一部のコアなプレイヤーから支持がされているが、このカービィファイターズ2、みんなでカービィハンターズの一部開発は外部委託である。

この2つの作品は世界的にも遊ばれているので、この結果を踏まえて今後さらに外部委託をしていくだろう。

また、カービィファイターズ2のおかげで、グーイ・マホロアがレギュラーのような扱いになってきているので、今後のゲーム展開も変わってくるのかもしれない。

以上、決算報告で気になった点でした。

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